より良好な機関の実現と、快適な走行をめざして、札幌在住の145乗り「よっしー」さんとともに、メインテナンスを行う予定である。項目としては
(1)ブレーキフルードのエア抜き、安く以前から愛用しているセイケンのDOT4を使用、全国のイエローハットのみで販売、2L1500円程度)、
(2)お馴染み、スロットルボディーの清掃、レスポンスと、低速トルクの向上!
(3)ミッションオイルの交換(BPの75W-90)、最近1速が入りにくいことがあるので。シンクロを守ろう!
(4)トヨタ車のワイパーの移植、(これで、冬用のワイパブレードが使える)
(5)わさびさん推奨のアクセルペダル位置を下げる加工(250mm規格のパイプレンチを使用)
(6)ブレーキパッドの交換(アレーゼBUBUにパーツ単体として、注文してある)
(7)エアクリーナーの交換(純正交換タイプ)
である。
当初今週末の作業を予定していたが、「お猿」の急な熱発(39.3度)を伴う風邪をこじらせたため、大事をとって、11月初旬に延期した。なお、作業終了後直ちにHP上で報告します。
昨日までの熱が下がった。とりあえずアルファを運転したくなったので、近所のクリーニング店や、ビデオ屋に145で行った。(まだ、ちょっとフラフラするので遠出は不可能)
自宅駐車場で、ふと、巷で「壊れるよ〜」と言われる、電動のヘッドライトの光軸調整をいじってみたら、「動かなくなってる」!
以前動かしたとき(と言っても、何ヶ月前のことでしょうか?)は、きちんと作動していたのに。
でも、「イタリア製の、電子デバイスだから、いずれ動かなくなる日が来るだろう」と思っていたので、何時壊れても夜間のドライブに支障を来さないように、この調節機構をいじったあとは、必ず最も光軸が高い位置に戻すようにしていた。というのも、光軸を下げた位置では、ホントに手前しか照らさなくなるので、視野が狭まり、前がよく見えなくなる。
ということで、本日、電動の光軸調整の故障が発覚したが、事前の準備が整っていたので、「お猿」の心の内におきましては、今の所全くの平静を保っているようです。
(対策法)気にしない→勿論修理はしない!
(対策費用)0円
(それでも気になる人へのアドバイス)
ヘッドライトの光軸調整は、ボンネットをあけて、ヘッドライトユニット背面にある、ヘキサゴンタイプのネジにて手動調節が可能です。
本日、ALFA145に乗っての、友人宅から深夜2時の帰り道、某所交差点にて、右折中の大型高級乗用車と、対向する方向から走ってきた横断歩道を走行中の自転車が衝突したと思われる事故直後を目撃した。乗用車のバンパーが、自転車のペダルの踏面部分を押し、自転車の女性はバランスを崩し転倒、頭を路面に強打したようであったが、意識あり、出血なし。が、額部に鶏卵大の腫脹(たんこぶ)が見られた。
このような交差点での事故は、事故当事者の両方の安全確認不足によるものが多いが、自分がクルマや、自転車を運転するときは、どうであろうか。
クルマで右折時に、対向車の合間を縫うようにして、急いで右折して、歩行者や、自転車の動きに注意が払われないときがあるのでは。
また、自転車に乗っているときも、クルマのひとが「きっと止まってくれるはず」と思って、強引にクルマの前を横切ったりしてはいないか。
交差点では、安全確認を確実に!
本日、145のスロットルボディーの清掃と、トヨタのカムリビスタ用のワイパーアームの移植を行った。前者の効果については、毎度報告している通りで、このページをご覧の皆様も実施されてその効果を確かめていることと思いますので、今回は、省きます。後者だが、以前わさびさんが言ってました、145に搭載できるトヨタ車のワイパーアームを探してきました。本日、札幌市の隣町石狩市の自動車解体業者を訪れ、解体業者の人に立ち入りを許可してもらい、積み重ねられたクルマたちのなかから、カムリビスタ(s62年式くらいの)を発見。このトヨタのワイパーは、軸からワイパーゴムの先端までの距離が145のワイパーとほとんど同じであったので、自らこいつを取り外し、業者のひとに見せて、1000円で売ってもらいました。なお、解体業者の敷地には、何匹もの犬が鎖でつながれており、部外者である「お猿」は、さんざん吠えられました。やはり犬猿の仲なのでしょうか。なお、この旧式トヨタワイパーは、現在主流のU字フックタイプではないので、近所のカーショップにて、ボッシュの部品で古いネジ止め式のワイパーアームをU字フック方式に改造する金具(1つ200円)を購入。なお、ワイパーブレードは、雪国仕様の新品を購入した。なお、145にこのトヨタのワイパーを取り付けたが、アームの付け根付近と、145のボディー(艶消し黒のプラスティック部分)が干渉して、「キーキー」と音をたてる。これはかなわないぞ、ということで、ファクトリー「お猿」にて、ワイパーアームの干渉している部分を電動ヤスリにて、削る。が、雑音の原因はそれだけではなく、新品のワイパーゴムとガラスがなじんでいないので、ゴム部分からも嫌な音を発している。
確かに、初期型の145に装備されている、ワンアームタイプのワイパーは、すっきりとしたデザインが
良いと思うが、「拭きむら」がある、雪用ワイパーの取り付けが出来ない、など欠点も多いといえる。
今回トヨタ車用のワイパーアームを取り付けたことで、問題の「拭きむら」は無くなり、ゴムなどの消耗品に国産車用が使えるといった、メリットがある。
しかし、このカムリビスタのワイパーは、不細工だ!
来年5月には、アルファ純正のものに戻すぞ!
P.S. ファクトリー「お猿」にウマジャッキがもう2本新規導入されました。またメガネレンチも配備され、ワークス体勢が整いつつあります。
11/1 166に6MTが登場!
10/31に、北海道のアルフィスタのツーリングがあった。「お猿」は、午前中用事があり夕方からの飛び入り参加となった。GTV,Spider,と2台の145で、浜益から札幌にむけての海岸線を+40km/hくらいで突っ走る。その後、我々の担当営業マン「盛岡さん」のいるアレーゼBUBUへ4台が乱入。なお、BUBUにて、耳よりな情報を得ました。現在日本仕様としてはオートマしか設定がない166に、なんと6速マニュアルが追加になるとか。オートマが大嫌いな「お猿」としては、今まで守備範囲外であった166ですが、ぐんと魅力的になりましたね。3000ccで黒ボディーに赤内装と、プロテオレッドにタンカラー内装の2つの仕様だけが導入されるということです。価格は、オートマより30万円安いお買い得な570万円とのこと。なお、初期ロットとして、日本には、二十数台入ってくるとか。これが売れて今後6MTの輸入が拡大されるといいですね。オートマ主流の日本の高級車マーケットにも、欧米のようにスティックシフト(MT)の時代が来ても良いと思うのですが。因みに、経済力に乏しい「お猿」には、166は夢物語です。
エアクリーナ交換、パッド交換、
ブレーキラインエア抜き、アクセル改造、
ミッションオイル交換、 走行37500km
本日、Club Grosso Serpente(北海道のアルファクラブ)の145乗りヨッシーさんとともに、145リフレッシュ計画の第二段を行った。
エアクリーナは、純正交換タイプのK&Nとし、3000rpmからの段つきのある加速が目新しい。また、高負荷時に「シュ〜」というエアを吸い込む音がする。ただし、100km/hまでの実用的な速度域では、著しい「気持ちよさ」の変化に乏しく、スロットルボディーの清掃をしっかり行ったほうが、その変化に感激することとなるだろう。おそらく、5000回転以上にまで引っ張る乗り方をしないと、本当の効果は分からないのかもしれない。
次に、ブレーキパッド交換である。F,Rともに、キャリパーの2本のネジを外すと、キャリパーのピストン部分が車体から脱落する構造である。なお、このピストン部分を脱落させるネジは、フロントでは、ヘキサゴンレンチ7mm(←ホームセンターにはなかなか売っていない。今回、自転車用の工具を使用)、リアのでは普通のメガネレンチでOKだった。因みに、キャリパーと、そのピストン部分は、程良く固着しているので、ゴム製のハンマー(ダイソーで100円)などで叩いてやると上手く外れる。
フロントキャリパーでは、パワークランプという工具で、すり減ったパッドにあわせて挺出していたピストンを押し込んでやると、新しいパッドをセット可能となる。リアキャリパーでは、その挺出していたピストンを、ねじ込むタイプで、通常、プライヤー等をそのピストンにある「切り欠き」に突っ込んで回せば、見る見るうちに、ピストンがねじ込まれていくのだが、今回、ピストンが頑固に固着しており、回転させることが出来ず、したがって、今回は、パッド交換は断念した。次回,CRC,ブレーキクリーナー等のケミカルを使用して、なんとか回してみようと思う。なお今回使用したパッドは、Projectμ。まだ、ディスクとの「あたり」がついていないので、効き具合については、言及出来ない。
なお、ブレーキパッドを新品にばくった(交換した)ばかりなので、その効果を体験したく、あえて、夏タイヤのままである。
ブレーキラインのエア抜きは、今回最もその効果を実感できた。ブレーキフルードは、全国の「イエローハット」で販売されている、セイケンのDOT4(2Lで、1500円程度)を使用。なお、その方法は、2人がかりでおこなう通法によるものに「ひとひねり」した。通常エア抜きを行うにあたって、リザーバータンク内のフルード量をこまめにチェックしなければならないが、「よっしーさん」のアイデアで、それを省略出来る方法AutomaticFluid Supplying System(A.F.S.S.)がある。それは、大胆にも、リザーバータンクの注入口に、フルードの缶を逆さにして挿してしまうのである。この方法では、エア抜きによって、フルードがリザーバータンクから減少すると、「缶」から自動的に程良く補充され、フルードの液面はつねに一定となる。
A.F.S.S.法を適用すると、楽チン!
なんとなく、缶を逆さにしておくなんて聞くと、ドバドバとフルードが流れだし、リザーバーから溢れ出してしまいそうに思うが、実はそうはならない。心配な「お猿」は、台所でコーヒーカップと、ペットボトルを使用して、実験をしてみた、見事に上手くいきます!
A.F.S.S.は、エア抜きの行程を簡略化できるし、うっかりリザーバータンクを枯渇させてしまって、ブレーキラインに「エアをかましてしまう」ことも未然に防ぐことが出来る。なお、このA.F.S.S.をおこなうときには、「缶」の注ぎ口をティッシュペーパーで蓋をして、素早く上下をひっくり返し、瞬間的にリザーバータンクにセットしなければならない。こぼれたフルードは、ボディーの塗装をいためるので。
(エア抜き関連、2000年6月10日にジャンプする)
次に、アクセルの位置を下げる加工です。これは、長野わさびさんのアイデアで、パイプレンチを使用するもの。なお、方法は、下の写真のように、アクセルペダルの「棒っこ」部分にパイプレンチを噛ませて、この状態で、徐々にアクセルペダルを踏んで行き、棒っこ部分を曲げていきます。なお、左足は、パイプレンチ上に置きしっかり固定します。写真提供「わさび」さん
詳細は、現在までの試行錯誤とともに別に記載してますので
そちらも参照して下さい。
今回ヨッシーさんの145では、わさびさんと同様、アクセルペダルのネジを抜いた状態でペダルを踏み込むと、ちょうど、フルスロットルになるように「曲げ」を調節し、(アクセル高さ約2.5cm低下)、「お猿」は、最もねじ込んで短くした状態にセット(アクセル高さ約1.5cm低下)した。その後、運転してみた感想は、踵が自然な姿勢をとることができ、かなり楽チン。なお、純正145のペダル排列は、右ハンドル化に伴うかなり不自然なものであったが、今回の改造で著しく改善し、ヒールアンドトーを多用する走りに全く支障を来さない。
このペダルレイアウトの適正化には、いままで試行錯誤があったので、ここに紹介します。
なお、ミッションオイル交換も、本日行う予定だったが、下記の理由にて今回は断念した。
145の取り扱い説明書には、ミッションオイルの交換方法が掲載されているにもかかわらず、市販の工具では、ドレンプラグを外すことが出来ない。それは、そのドレンプラグが、非常にクリアランスの狭いところにあるからである。したがって、ドレンを緩めるには、市販の12mmヘキサゴンレンチを「そのクリアランスにあわせて切断した専用工具!」が必要である。ということで、今回は、ファクトリー「お猿」でのミッションオイル交換は断念し、札幌のディーラーBUBUにて交換してもらうことにした。なお、「お猿」は、先日購入した12mmヘキサゴンレンチをBUBUの工場に預け、切断してもらうことにした。(レンチの切断加工工賃3000円程度、次回からは、ファクトリー「お猿」でミッションオイルも交換できるぞ)、なお、ミッションオイルを交換すると、ほんの少しシフトが軽くなる。しかし、これといって感激するほどの変化はないというのか今回の感想。使用オイルはBPの75w-80というグレード。ただし、ミッションとくに、シンクロを守る意味ではなるべく頻繁に交換をしたほうがよさそうである。
P.S.ディーラーの試乗車の156セレスピードで某ワインディングを攻めてきた。このクルマは、1年履き潰したスタッドレスを装着していたので、ドライ路面ではグリップが低く、低スピードでも、素直な156の挙動を楽しめた。ブレーキングが甘く、少々オーバースピードでコーナーに突っ込むと、いきなり大アンダー大会。コーナー入り口で荷重移動がしっかり行われると、めちゃめちゃオーバーステア。つまり156というクルマは、我々の145と同様、かなりオーバーステアな特性の持ち主である。ドリフト自在なFF車156、楽しいですね。
1)あれれ?
先日フロントブレーキパッドを交換した、と報告したが、プロジェクトμのパッドに交換したら、予想反してブレーキのフィールがふかふかになってしまった。おそらく、ディスクブレーキと新しいパッドのあたりがついていなくて、両者の接触面積が少ないのが理由であろう。
ということで、しばしば「お猿」日記に登場する札幌の隣町、石狩市の原野に出掛け、「一気に100km/hまで加速し、急制動。これを4〜5回繰り返す。つまり、パッドの「焼き入れ」である。
こういった、激しい走行モードは夏タイヤならではの技である。
ドライ路面でグリップの低いスタッドレスでは、
タイヤがスリップしやすいので、アグレッシブな走行は極めて危険である。
ということで、まだ走りたいし、今週はまだ、冬タイヤにはしないことに。
最近のブレーキパッドでは、メーカー側にて「焼き入れ」を行っているといわれるが、個々の車両にあわせて「なじみ」をつけてやる必要がある。かくして、しっかりとしたペダルのフィールが得られた。
フェーズ1、2の145は、ふかふかなブレーキが特徴だが、パッド交換でかなり改善する。なお、今回は、「お猿」がスパナを持っていなかったので、リアは交換せず(*1)。リアも交換すれば、さらに踏み応えがよくなりそう。
リアパッドはスタッドレスタイヤに交換する際にやろうかなと考えている。
(*1)145のリアキャリパーは、2つのナットに挟まれている部分がある。それを14mmメガネレンチと、15mmスパナとで緩めなくてはならない。
2)運転姿勢改善〜で気持ちよくドライブ
わさびさんと同仕様となっている。写真提供「わさびさん」
以前、145特有の手前過ぎるアクセルペダルにあわせて、B,Cペダルともに、Rezzoのスポーツペダルカバーで近くにもってきてあった。今回、アクセルペダルを奥に押し込んだのに伴って、このペダルカバーが不要となり、これを外し、B,Cペダルを純正仕様に戻した。また、シートポジションは、従来比1ノッチ前をデフォルトとすることにしました。ステアリングが近くなり、回しやすい!。Rezzoペダルカバー撤去により、クラッチペダルが奥まで踏めるようになったので(*2)、1速ギアに入れるときのひっかりが無くなりました。ヒールアンドトーもばっちり。なお、シフトレバーが軽くスムーズになるといった、ギアオイルの交換の恩恵もしっかり感じとれるようになった。
(*2)純正ペダル上にはRezzoのペダルカバーを、ペダル裏側には取り付け用の金具を配置し、ネジでもって、純正のペダルを挟み込む構造である。つまり、こういった、ペダルカバーをとりつけると、純正ペダルの裏側に取り付け用の金具や、ネジが飛び出すことになり、クラッチが十分に踏み込めなくなってしまう事があります。きちんとクラッチを踏まないで、無理くり(無理矢理の道産子弁)ギアチェンジすると、なまら(very)シンクロ傷むぞ〜!
P.S.)Rezzoのペダルは投げます(捨てます)。
ということで、雪が降り続けると予報がでている、向こう4、5日は145に乗れない日が続きそうである。へたすりゃ、今週末、雪の中のタイヤ交換+下棒外しとなりそうである。
その16に続く145に乗ろう!に戻る