普段は、走行距離にして5000km毎にオイルの交換を行っているが、「お猿」は、今月末に北海道へ引っ越しする際に長距離走行をする予定なので、少々早めながらもエンジンオイル(AgipDino Sports)、オイルエレメント、ついでに、パワステオイル(ATF,BE-UPミネラルATFを入れた)の交換した。
かなり前に使用していたCastrol FX-08は、何となくサラサラしすぎて、潤滑されていないような感じでもあった。が、今回も、前回に引き続き、AgipDino Sports10W-40を使用。このオイルは、145のエンジンには相性が良いみたいである。明らかに、低速トルクが上昇し、振動も少なくなる。
いっぽう、パワステの方も、わが家のウルトラ狭い駐車場では、ほぼ「据え切り」に近いハンドル操作を余儀なくされるため、かなり酷使しているともいえる。最近「やまげん」さん、や「しゅうや」さんの145と比べても、「ハンドルが重いなぁ、もっさりしてるなぁ」と思っていたので、きっとパワステフルードも劣化していたのであろう。もちろん、フルード交換とともに、ステアリングは軽くなり、切れ味も良くなった。
なお、ここ数日東京都内も、寒い日が続き、バッテリーが弱っているみたいだったので、トラブルを避けるために充電をしておいた。もちろん、バッテリーの活力回復によるパワーアップも見逃せない。
「お猿」145は、走行距離が18000kmに達し、ヘッドカバーとブロックの間のシールから、エンジンオイルが漏れている以外は至って順調である。
で、昨日いつもの山梨県の温泉に出かけた。いつも通り国道413号線(道志みち)経由である。ストラットタワーバーを装着して初めてのワインディングロード、楽しみである。
走行インプレッションとしては、ノーマル時のボディーの歪みによるステアリングを切り始めた時に見られる一瞬のタイムラグや、コーナリング中の「ゆっさゆっさ」とした動きが無くなり、ロール角度が減ったように感じ、意図した通りのラインを忠実にトレースするようになった。タワーバーのおかげで車体のねじれ剛性が向上し、正確なハンドリングが得られたようだ。これは、遊びの全くないアルファロメオ特有の超正確なステアリングギアボックスとよくマッチしている。運転する楽しさが向上したといえるだろう。
ボディー剛性のないイタリア車に、タワーバーは効果覿面である。
(次は、ロアアームバーで更なる剛性アップかな?)
本日、「しゅうや」さんと「MASE」さんとともに、京葉道路鬼高サービスエリア(下り)に早朝集合し、養老温泉に出かけた。首都高3号線の大渋滞に巻き込まれた「しゅうや」さんがS.A.に到着するのを待っている間に、「MAZE」さんの145のスロットルボディーの清掃を行った。
土砂降りのなか養老温泉は、思ったより来客が少なく、のんびり入浴できた。がこんな田舎の温泉宿なのに、1時間300円の有料駐車場は、気分を損ねる。
ところで、今回「MAZE」さんと走るのは初めてなので、彼の145も含めて、恒例の「145並べて間違い探し」を行った。つまりカタログに載らないマイナーチェンジ部分を探すのである。で、「MAZE」さんの145は、「お猿」のクルマと同じフェーズ2である。しかし、よ〜く見ると、ワイパーの形状マフラーの太鼓の形状が、フェーズ3に準じている。つまり同じフェーズ2のクルマでも、多少装備品が異なっている。我々は、「MAZE」さんの145をフェーズ2.01とした。
因みに今回の間違い探しでは、「お猿」145のラジエターの低速ファンの配線コネクターが焼け付いていることに気が付いた。なお、他の2台の145は、各ディーラーにて対策工事がなされていた。ただし、これは、配線を切って繋げ直すだけなので今回は「ファクトリーお猿」にて多分修理が可能であろう。(北海道へ出発前に、修理完了しました。)
で話は変わるが、興味深いことに気が付いた。それは、私のまわりの145乗りには、「元三菱車オーナー」が多いということである。「MAZE」さんも元三菱車オーナーで、以前はレグナムワゴンに載っていたそうである。因みに、「しゅうや」さんは、ランサーGSR-RSラリー仕様、また、以前この日記コーナーで紹介した「加賀山」さんは、ギャランVX-Rマイベック、そして、「お猿」は、リベロワゴンということである。アルファにとりつかれた私を含めたこの4人は、三菱車のシェアを下げる原因になっているようである?