お猿のCiao145145の写真その16From Hokkaido
      「その15、その14、その13、その12、その11、その10、その9、その8、


11/17   雪道練習   38100km

札幌は、すっかり雪化粧してしまった。夏タイヤの「お猿」は、本日、仕事から帰ってきてから、雪の積もった氷点下のファクトリー「お猿」駐車場にて、スタッドレスにばくり(交換)しました。早速、車の少ない夜の札幌市内を雪道の練習をしました。交差点は、路面がテロンテロンで、道路が蒲鉾状のところでの右折では、発進しようとすると、ホイールスピンでなかなか前に進まない。それに伴い、交差点の真ん中で、スーパー・ど・アンダーステアとなる。人間(いいや、サル)トラクション・コントロール(*)をしなければならないですね。

ということで、雪道は、全然飛ばせない。なので、見た目だけでも速くするために、冬タイヤ用のアルミホイールは、CompomotiveWheelsの力強いデザインの5本スポークです。

(*)無用な、ホイールスピンと、それに伴うアンダーステアを生じさせないように、微妙なアクセルワークを行うこと。最近のハイテク車には、電子制御のトラクション・コントロールが付いている。
145は、勿論、プリミティブ(ローテク)な車だ! 



 11/19   雪道は下棒を外して!   走行38200km
柔な145のボディーを効果的に補強でき、ハンドリングを著しく向上させるロアバー(下棒)であるが、車道に雪が積もる地域では、雪道に深い轍ができ、下棒が左右の轍の間にある雪・氷の山に衝突し、フロントサスペンション全体にダメージを与える恐れがある。ということで、先日のタイヤ交換時に一緒に下棒の取り外しを行う予定だった。しかし、先日のタイヤ交換が夜間の作業であったため、作業場が暗く、下棒は外せなかった。ということで、本日仕事が早く終わりまだ外が明るかったのと、先日の雪が全て融け、ファクトリー「お猿」の駐車場がすっかり乾いたので、下棒を外すことができた。下棒を取り外すと、ボディー剛性も低下したのか、以前、「しっとり」していたステアリングの手応えが、軽くなったようである。が、これからの冬、雪道ではボディー剛性云々のような激しい走りは出来ないので、まっ、いいかぁ。

なお、山岳地域や、内陸部で氷点下となるここ最近は、路面凍結が恐い。したがって、「お猿」145は、北海道内でも比較的暖かい札幌市内+αの地域のみの運転となっている。市街地の短距離走行が主体なので、平均燃費は10〜11km/L程度となる。平均13km/L近く走っていた夏期(遠乗りメイン)と比べると、顕著な落ち込みが見られる。 


11/23   走行38500km   苫小牧に行った

11/23の勤労感謝の日を利用して、川崎の145乗り「しゅうや」さんの実家のある苫小牧を訪れた。なお、今回の「お猿」ドライブツアーには、札幌在住のnakamoさん+奥様の145が加わり、2台体勢であった。ここ数日は、北海道も東京並みに暖かい日が続き、ドライ路面をスタッドレスの磨耗を気にしながら、まずまずのペースで走れた。苫小牧では、「しゅうや」さんと合流し、彼のお勧めの国道36号線沿いの「羅亜麺館」に行く。苫小牧市民に人気の「味噌カレーラーメン」をわれわれ4人で頬張る!その後、地元の温泉や、公園を案内してもらった後、支笏湖まで、北海道としてはゆっくり目のドライブを楽しんだ。(とはいっても、3000rpm越えクルージング)この日は本当に暖かく、山間の支笏湖付近でも気温が10度以上あり、凍結の恐れもなく安心して走ることが出来た。

今回は、「しゅうや」さん、「お猿」ともにに全く面識の無いnakamo夫妻が加わったが、145乗りが集まれば、すぐに「わたしの145自慢&談義」で盛り上がった。

ということで、145に乗っていると、本当に面白い「人との出会い」がある。 


11/26   38700km   すぐ凍る
145のサイドブレーキは、気温が氷点下になると、すぐに凍り付く。特に雪が降ったときは要注意!「お猿」はいつも、ギアを1速orバックにいれて、サイドブレーキを引かずに駐車する。しかしながら、北海道では、「だいじょ〜ぶ、だいじょ〜ぶ」といって、サイドブレーキをかけて駐車する人が多く見受けられる。確かに最近の国産車は、サイドブレーキが凍り付くことは無いそうである。ということで、内地(ないち=「本州」の意味)の方でも、145でスキー等寒冷地に出掛ける方は、サイドブレーキを引がずに駐車するようにしてください。

P.S.そういえば、「お猿」が東京に住んでいたとき、上り坂で「バックギア」にいれて駐車していたら、北海道出身で川崎の145乗りの「しゅうや」さん笑われたっけな!正しくは、上り坂の駐車では「1速」に下り坂での駐車では、「バックギア」に入れ、サイドブレーキは引かない! 


11/28   大嫌いな洗車について   走行38800km

「お猿」の掲示板に色あせや、洗車の話題がでていたので、本日は「お猿」流の洗車について報告しましょう。

いつでもどこでも、「埃+泥」まみれの、汚いアルファロメオで登場する「お猿」です。なにしろ、洗車回数よりクルマのジャッキアップの回数のほうが多いのではないかというくらい、洗車しなですね。ということで、ピカピカなAlfa145に乗る皆さんに対して、「お猿」が洗車について語る程のことはないのですが。

「お猿」は1年にたった2回だけワックス掛けを行います。年2回ということで、春と、秋、天候の良い楽チンな季節に行います。ワックスは7ヶ月効果の持続を謳っている「激コート・濃色/メタリック車用」を使用しています。あとは、ボディーの汚れが気になったときにカーシャンプーで軽〜く洗車してやれば、確かに半年近くワックス効果が確かめられます。この方法は洗車にかける時間を少なくできますし、なにしろ安上がりで楽チンです。

しかしながら、洗車嫌いの「お猿」は、さすがに年2回のワックス掛けは忘れませんが、ワックス掛けの後、雨の中を走ってボディーに埃・水垢が付着しまくって、アルファロッソがくすんで、「汚くて乗りたくない!」くらいになっても、なかなか洗車しないですね。ウオッシャーを出してワイパーで「ごしごし」窓を掃除するだけのことが多いです。

札幌のアルファクラブClub Grosso Serpenteのなかでも、「汚いクルマのお猿さん」ということになってます。

なお、これから約4・5ヶ月、雪道の期間は洗車をしないのが北海道流のようですが、「お猿」もそうする予定です。(「たまには洗えよ!」という声が聞こえてきそうです。→完全な根雪になったら、ボディーがあまり汚れなくなるので、もう少し寒くなったら、1度洗車しておこうと思います。)

P.S.1それにしても、路面がシャーベット状+雪解けの泥水となる、雪の降り始めと春先は、なまら(very)ボディーよごれる!!。

P.S.2「お猿」145のエンジンルームは、比較的きれいにしてます。トラブルの早期発見のためには、エンジンルームを清潔にしておいたほうが有利だからです。 



テンショナー破損について、 情報提供「わさび」さん

先日、タイミングベルトの張り具合を調節している、テンショナーという部品について、長野のわさびさんより興味深い報告がありましたので、この場をもって、報告致します。

一般にツインスパークのベルト類は、走行距離4〜5万Kmで交換したほうがいいといわれますが、走行3万キロ未満でトラブルを発生する固体があるそうです。そもそも、ツインスパークエンジンは、ベルト自体の強度は充分にあげられているが、テンショナーが弱いといわれる。とくに、96年式以前のツインスパーク16vエンジンのテンショナーは、耐久性に乏しい固体があるといわれる。

今回の「わさび」さんの報告によると、そのテンショナーが走行28000kmで壊れてしまったという。その固体は、145ではなく、96年式の155です。なお、97年式以降のツインスパーク16vエンジンでは、強化対策テンショナーを装備されているようです。96年式以前のクルマのかたもクレーム処理で、テンショナーを交換出来るという話を聞いたことがあるような。

以下、「わさび」さんからのメールの内容と写真を提示します。

1.96以前のテンショナーと97以降の強化対策品の比較

  右が155のテンショナー、左が145のテンショナー。
  全く同じ部品。145のは4万キロ走ったわさびのモノ。
  こんなにバラバラになってしまうなんて!
  しかも、3万キロ未満。
  よく見るとベアリングは日本製。下のプレートは中国製だった。
  この割れているテンショナーギアはモールド(プラスチック)製。
  この後に割れ対策品となったそうで、それは色が白とのこと。
  (メカニック談)
  こんな状態で、タイベルの歯トビしなかったのは奇跡らしい。

 2.タイミングベルトの傷

  これがタイベルのキズ。
  テンショナーにより発生した物か?見た目は大したことないが、
  高速で回転しているベルトのキズが広がるのはすぐであるはず。
  なお、ワサビの4万キロ走行後のものと、この2.8万キロのベルト
  では表面のつやが違い、155の方が柔らかかった。なぜ?
  つやも155の方が無く張りがよわかった。
  
 3.ベルト類一式

  これはタイベル、テンショナー、バランサーベルトを写しただけ。

 4.テンショナーが壊れた時に、アイドル音に変化があったそうだ。
  それはキュー、キューという音だったという。
  これが聞こえたら要注意かも。

 ということで、96年式以前の古いタイプのテンショナーが装備されているクルマのオーナーのかたは、要注意です。

以上、「わさび」さんの情報提供によりお送りいたしました。
その16に続く
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