左から、「やまげん」さん夫妻、「しゅうや」さん、そして、「お猿」です。
先日、川崎の145乗り「しゅうや」さんからメールを頂き、2/21(日)に同じく川崎在住のヘビ使い「やまげん」さんと2台の145で朝から伊豆へドライブするので、「お猿さんもいかが?」と誘われていたが、あいにく当日は、所用があり、夕方から「おさる」は、二氏の伊豆から川崎への帰り道「東名高速は港北P.A.」で待ち合わせ、合流することにした。その後、3台の145を連ねて、川崎市内のレストラン「イタリアントマト」へ。
「やまげん」さんのクルマは、最新仕様で、可変吸気マニフォールド装備の新エンジン=155馬力の145である。当初、「やまげん」さんの購入したMOMOのストラットタワーバーが、補機類の配置変更により干渉し、ニュー145には適合せず取り付け困難であるとのことで、マイナーチェンジ前の145にのる私「おさる」に譲っていただきました。「有り難うございました+早速本日取り付け作業にとりかからせて頂きます!」
ところで、マイナーチェンジと言えば、145は2回仕様変更があり、145には、以下の3つのフェーズに分かれる。今回は、たまたま、その3つのタイプの145が勢揃いした。
(フェーズ1)96年〜97年前期(シート生地がアイスバーグデザインのもの)=「しゅうや」さんの145
(フェーズ2)97年後期〜98年前期(シート生地が黒くなったもの)=「お猿」の145
(フェーズ3)98年後期〜(155馬力の新エンジン搭載のモデル)=「やまげん」さんの145
前から、フェーズ2、フェーズ1、フェーズ3でも
こんな写真見ても、違いなんてわかんねぇか!?
と言う具合に。フェーズ毎の仕様の違いは145オーナーの気になるところであるが、大まかにいうと、まず、
(フェーズ1)では、シート生地がアイスバーグで、後のモデルには装備されているヘッドライト光軸調整機能は付かない!しかし、ウインカーレバー、ワイパーレバーに透過照明が付き、夜はコクピットが賑やかである。
(フェーズ2)では、シート生地がアルファロメオロゴ入りの黒いものに変更になり、ヘッドライト光軸調整機能が備わる。一方、ウインカーワイパーレバーの透過照明は付かない。ここまでは、メカ的なものの変更はほとんどされていないが、
(フェーズ3)では、機械部品に大幅に手が加えられている。最新型では、エンジンは可変吸気マニフォールドの装備された155馬力仕様に変更になり、それにより、エンジンルーム内の補機類の配置が変更を受けている。パワステのフルードリザーバタンクについては、(フェーズ1、2)では、バルクヘッドにステーを求めているのに対し、(フェーズ3)では、エンジンにステーが取り付けられる。(これが、MOMO製のタワーバーと干渉して取り付けが出来ない)また、ブレーキフルードリザーバタンクも156のタイプに変更。これによってか(?)、旧来の145に見られるブレーキを踏んだときの違和感も無くなり、常識的なフィールになっていた。ラジエター液のタンクもやや小型なものに変更。燃料供給のパイプの取り回しも変更を受けている。また、「しゅうや」さんの指摘によると、リアブレーキのキャリパーも(フェーズ3)では、変更されているとのこと。
一方室内に目を移すと、メータパネルの左側、水温計の数字が(フェーズ1、2)では、低い方から40度、80度、120度であるのに対し、(フェーズ3)では、それぞれ10度づつ上昇して、50度、90度、130度となっている。これは、どういうことか?「新型でエンジン出力が上がった分発熱量が増えたのか?」、「ツインスパークエンジンが熱に強くなったのか???」などと、145乗りの3人は、根拠もない話に花が咲いた(笑)あと、(フェーズ3)では、オドメータ、時計の液晶表示も変更されている。シート生地は(フェーズ2、3)ともに同じ黒いタイプである。
また、3台の145を比べると、ドアのチリの合わせも三者(車)三様!!フロントドアは(フェーズ3)の「やまげん」号が、最も狭く、工作精度が向上したように思える。同部分のチリが8〜9mmもある(!)(フェーズ2)の「お猿」号とは、倍半分の違いはある(笑)。また、なぜか(フェーズ1)の「しゅうや」号だけは、リアハッチゲートが左に偏って取り付けられており、左のチリは、「ゴルフIV」並みの高品質感をアピールする一方で、右のチリは、「広過ぎてイタリヤ〜ン」(笑)。
こんなことは、品質が一定の国産車では考えられないことである。まあ、他人の145と比べて、間違い探しする楽しさがあるのか(?)ということで、良しとしましょう。
しかし、アルファは前もって予告もなしに、毎年仕様がこちょこちょ変わるものである。やはりイタリア人の気まぐれでつくられているのかなぁ?でもって、最もイタリアを感じるのが、ボディー塗装のことである。今回集まった3台の145は、みなRossoだったが、「しゅうや」さんと「お猿」のは深い赤。「やまげん」さんのは派手な明るい赤。しかも、「やまげん」さん、「しゅうや」さんともに、「アルファ道場主催のアルファ新年会では、ある145は、ボンネットは明るい赤、他は、深い赤という車両もあった」と証言している。どうやら、同じRossoAlfaでも生産ロットによって(場合によっては、部品毎に)、微妙に発色が違うようである。このへんが非常に「イタリヤ〜ン」である!
お猿の145に、念願のストラットタワーバーを取り付けた。そう、先日「やまげん」さんから、譲って貰ったもの。「タワーバーの取り付けなんて、15分もあれば!」なんて思っていたら、大間違い!右側の2本の足の開き加減が、やや狭く、ネジ穴と合わない「イタリヤ〜ン」な製品である。→つまりそのままじゃ、装着出来ない!。そこで、お猿は、腕力でタワーバーの2本の足を広げようと、試みるが、「勿論ダメ!」(そんな柔なものは装着しても意味ない!)「困ったなあ!」と思っていたら、以前この日記コーナーで書いた、バルケッタのジャッキを思い出した!それをタワーバーの2本の足に噛ませて、ジャッキを広げタワーバーの「又割き」をする。そう、「雪道などで、フェンダーをぶつけ、タイヤと干渉して走れなくなったときに、応急的にジャッキを使用し力技でフェンダーを広げる」の応用である。最初は滑って巧くいかなかったが、よく引っかかるところを見つけ、無事「又割き」成功!ということで、装着は成功!まあ、今回は、「手のかかる子ほどかわいい」ということで、よしとしましょう。
純正フロアジャッキを用いて、「又割き」を行う。軍手は傷つき防止のはずだったが。
なお、走行インプレッションは、後日記します。
2/27 ストラットタワーバー走行インプレッション 走行 17120km
タワーバーを付けて走ってみました。極低速時には、ほとんど違いが感じられない。しかし、80km/h位でコーナリングすると、なにかが違う!だが、どちらかというとボディー剛性が上がったという感じよりも、足回りが強化されてロール角度が小さくなった(!?)ように感じる。つまり、装着以前と比べて外輪が踏ん張っている感じがする。勿論、コーナリング時の安定感はかなり違う。おそらく、耐震構造でお豆腐みたいなアルファ145のボディーがタワーバーによって補強され、サスペンションが、設計者の意図するところに近い仕事が出来るようになったのではないかと思う。今度は、更なる補強で、RACのロアアームバーが欲しいですね。(あと、プアなブレーキも何とかせねば)
ちょっと「ドイツ」化した「お猿145」でした。
ボディー補強で、安心して飛ばそう。→「やまげん」さんTantoGrazie!!
そして、「お猿」さんは自分の巣に鍵をして、愛車の真っ赤な「あるふぁろめお145」の重たいドアを開けました。いつもやってるみたいに、おもむろにボンネットを開けて、気休めの運行前点検をしました。
再び、145に乗り込み、路地の電柱や、隣の煉瓦塀にぶつけないように気を付けながら、「お猿」の巣の(うるとら)狭い駐車場から(みらくる)に狭い路地にクルマをだしました。そこから、もう少しマシな路地に出るまで、約200メートルは子どもや、放置自転車をクランクでよけながら、バックミラーも多用して延々バックしなければならない。これは、筋が柔らかい若いうちしかできないと思う。「ふぅ〜」(ここで、エンジンかけてから、約5分<笑>)
そして、いつも方向転換する近所の月極駐車場で、シートベルトをしめて、やっと前向きに走り出そうとしました。
「あれ〜、シートベルトの金具がいつものところにない!」と思ったら、それは、シートベルトの付け根の方に落っこちてました。よ〜くみると、その金具がある程度以上「落下」しないようにしている、プラスティックの部品が折れて無くなってました。シートベルトには、その部品が取り付けてあった形跡がみられ、その部品は、後席のフロアマット上に発見することが出来ました。
お猿さんは、「まあ、しょうかないや!」とつぶやき、「これで走れなくなるというわけでもないし」、と思いました。そのとき、お猿さんは、お猿さんの小さかったときに、猿パパが買ってきたSONYのラジカセの蓋が、すぐにこわれて、「こんちきしょー」と思ったことと、それにもめげず、壊れたまま、そのラジカセを十何年も使い続けたことを思いだしました。
1)スタッドレスタイヤ購入
本日、東京都田無市の安売りタイヤショップ「豊和タイヤ」で、スタッドレスタイヤを購入した。3月末から、「お猿」は、札幌に移動になるので、その準備である。
ところで、タイヤの銘柄は、ヨコハマのガーデックスK2。195-55/15で1本12600円。安い!
アルミホイールは、以前この日記コーナで紹介した、イギリス製のCompo-motiveWheelsである。
こいつは、「お猿」の大好きな中古品!。貧乏なもんで→「あっ、アルファ145も中古車だった」
本日は、とりあえず明日すぐに雪の降る地方に出かけるという訳ではないので、スタッドレスホイールを装着してはいない。東京は、3月25日の夜に発つ予定なので、その直前にでもタイヤをはきかえるつもりである。
そうだ、あとで、アルファからタイヤを降ろしておかないと。
2)145に防錆処理。
巷で錆びやすいといわれる、イタリア車であるが、70年代のアルファが錆びて錆びて痛い思いした経験か、アルファはフォルクスワーゲンの技術を導入して、防錆処理をするようになったらしい。実際、145も鉄板には、亜鉛メッキが施されており、塗装が剥がれたぐらいでは、錆は発生しない。しかし、今年春から雪国札幌に移動する「お猿」としては、やはり「凍結防止剤VS総鉄製自動車」の仁義無き戦いに無関心でいられない。(苫小牧出身の「しゅうや」さんによると、北海道の一般道は凍結防止剤の散布は無いとのことだか、いずれにしろ、雪イコール水分なので、錆は気になる。)
ということで、今までにも、「お猿」145には、シャーシのフロアパネル等の塗装が剥がれかけたところに、亜鉛塗装(亜鉛メッキ処理同様の防錆効果)や、アンダーコート塗装等を施してきたが、今回は、さらにドアパネル内側や、フェンダー内部、サイドシル内部といった、中空パネル内部にも防錆処理を施すことにした。
これには、それ専用のワックスが必要で「お猿」は、「東急ハンズ」で販売されている、Noxudol社の防錆ワックス700を採用した。Noxudol社のワックスは、雪国スウェーデンのボルボ社に純正採用されているそうだ。この製品はスプレー缶方式で、50cmくらいある長〜いノズルが付属している。使用法は、内装を少し剥がすなどをして、パネルの小さな穴からノズルをしのばせて、中空構造部分に吹き付けていくだけである。Noxudolの効能書きには、「水分はこのワックスと置換されます」とか、「このワックスは表面張力が小さく、パネルの継ぎ目や折り返しに深く浸透します」などと記されている。はたしてどのくらい効果があるものなのか?
145に1日でも長持ちして欲しい「お猿」でした。
昨日、アルファ145で都内の環状7号線を、列を成して走行中、霧も出ていないのに、黄色いフォグランプを点灯して走行する、2トンワイドのいすゞエルフトラックが、執拗に車間距離を詰めてきた。バックミラーで見ていたのだが、このトラックは、さっきも、私の後ろに走っていた、「トヨタラウム」にぺったり貼り付いて、無理矢理レーンを譲らせていた。しかし、雨で路面が濡れているにもかかわらず、車間を詰めてくるなんて、何考えているのか?。
すると、時速70Km/hで流れていた環状七号線の本線上で突然、「お猿145」の2台前を走行するボルボエステートが、意味もなく急ブレーキをかけて、制限の40Km/h位まで速度を落とした!当然そのすぐ後ろのトヨタカローラII(お猿の直前のクルマ)も急ブレーキ。「お猿145」も、そのカローラIIとは、車間距離は開けて走っていたが、とりあえず、かなり急な制動を余儀なくさせられた。
その時である、「お猿145」の背後から、「ザー」という濡れた路面上をタイヤが滑る音。「お猿」は、バックミラーで後ろを確認すると、その「アホトラック」は、ハーフスピン状態。おそらく、そのエルフトラックは、「お猿145」に接近しすぎていたので、145のブレーキランプが点灯したときには、かなり焦ったのであろう。トラックは急制動のため、バランスを崩し、後輪が横滑り、中央分離帯にぶつかりそうになり、環状7号線の本線上で、車体を斜めにほぼ停止。トラックの真横や、後ろに走っていたクルマは、次々にそのエルフトラックに向かって、警笛を鳴らしている、が、とりあえず、接触事故はなっかたようである。
とりあえず、「お猿145」も追突されずに済んで良かった。
が、そのエルフトラックには心底腹が立った。(自分のクルマの性能を考えろ!トラックのタイヤはグリップが弱い→車間を開けろ!)また、2台前を走るボルボもボルボである。何故突然クルマの流れを乱すような、急制動をしたのか?ここは、たまにパトカーが速度を計っているところだからか?なら、もうすこし、穏やかに減速出来ないのか!(まぁ、環状7号線で制限40Km/hも実態にそぐわない愚かな規制だが)
公道上には、意味不明な運転をする愚か者も存在するということを念頭に、余裕をもって、安全運転に励みたいものである。
運転席シートバックの付け根のプラスティックカバー(シートのリクライニング機構を隠すカバー)が、シート座面表面の布を擦っていて、その布が解れかかっていた。
このことは、以前から気になっていたのだが、本日その部分を、リリーフ(布がすれている部分に当たるプラスティックカバーを2〜3mm削り、布とそのカバーの接触をなくする)した。
手順は、シート本体から、プラスティック製のカバーを取り外し(+ネジ、車載工具)、マジックでこれから削る部分の概形線を記入し、ニッパで削り取る。次に「ハンダごて」で、鋭利な部分をトリミング、紙ヤスリで荒研磨、最後に耐水ペーパで最終研磨という具合。
シートの布がこれ以上擦れることはなくなった。
ちょっとしたことだが、直すと快い。
この部品が、シート生地と干渉しているのだ!