お猿のCiao145145の写真その14From Hokkaido
      その13、その12、その11、その10、その9、その8、その7


9/10 リゾネーター無しでの走行インプレッション 走行33000km!

先日、リゾネータを外した。その後の印象では、市街路での加速時や、ややアクセルを多めに踏んで急な上り坂をきびきびと登るときに、勇ましい吸気音を感じる。逆に平坦路をハイペースで流すときは、以前とさほど違いを感じない。というのも、お猿145では、「97年モデル以降に標準搭載されたリゾネータ本体部分のみ」を切除し、エアクリーナーボックスからリゾネータ本体に繋がるパイプは、敢えて車体に装着したままにした。つまり、97年式のお猿145を96年式ふうのインテークに改造したということである。単純に吸気音を轟かせようというのなら、そのパイプも取り外し、さらに、エアクリーナボックスにも多数の穴をあけ、エアクリーナーが剥きだしにすればよいのであるが。なぜなら、お猿は、2年以上前に初めて試乗した96年式の145のエンジン音が好きで、145に惚れ惚れしたからである。しかし、そのあと、97年式以降のモデルに試乗すると、「なんか音が違う!」と感じた。97年式以降でも、エンジン音は、充分官能的なのだが、96年式にあった勇ましさが少し無くなってしまったようにも感じた。お猿は、その違いが何によってなのかは、つい最近まで知らなかったのであるが、当ページの皆さんの書き込みコーナーにて、両者のあいだでは、リゾネーターの有無の違いがあるということを知ることになりました。ということで、初恋のハーモニーに近づけようというのが、今回のリゾネータ撤去のねらいなのでした。ということで、満足度の高いチューニング(というほどでもないか?)となりました。 



お猿145ヘッドラインニュース


函館の石畳の急坂にて

1)ヘッドライトを明るく!

とにかく、北海道の夜道は暗い。民家のない原野をひた走る国道なんて、街灯は存在しないし、除雪の邪魔になるからか、路側帯のデリネータ(反射鏡)や、センターライン上のキャッツアイも無い。これで対向車が来たときには、瞳孔が収縮し前が見にくくなる。たとえ、対向車のヘッドライトから目を反らせたとしても。これで、雨の降った日には、この先道路がどっちに曲がっているのかさえ分かりにくくなる。ということで、自車のヘッドライトを少しでも明るくしようというこどで、ロー・ハイビームともに高効率型のバルブに交換した。銘柄は、RaybrigのH1バルブで、消費電力55wで明るさ90wクラスというもの。値段は、4球で4kくらい。オートバックスで売ってます。

2)ロアバーとオイルパンの干渉を軽減

発進時や峠の登り全開アタック時に、ロアバーとオイルパンが干渉してガラガラと音をたてる。これは、不快なので、ロアバーを変形させて、干渉を軽減した。方法は、車体より取り外したロアバー両端をブロック上にのせ、ロアバー中央およびオイルパンとの干渉部にフロアジャッキをあてがい、そのジャッキを145のフロアに噛ませる。それで、145の車体をリフトアップし、ロアバーに車重をかけていけばOK!少々手荒な手段であるが、かなり不快指数は低減した。(注)後日判明したが、実は、エンジンマウントが壊れて、エンジンが下がっていた。BUBUにて、10月に修理しました。此処を参照

3)リゾネータ外しで軽量化

リゾネータを外したことで、フロント部分が軽量化された。取り外したリゾネータは、本体とリテーナーの金具一式で、2kg近くはあるのでは。ハンドリングに貢献してるはずだが、あまりはっきりしない。なお、ファクトリーお猿では、「リゾネーター取り外そうキャンペーン」を行っているとのこと。

4) アライメントが狂っている
先日、アルファロメオ非公認整備工場であるファクトリーお猿で、145をリフトアップした際に、フロントタイヤの片減りが、お猿チェックにて発覚した。どうやら、フロント2輪は、ネガティブキャンバーがついてしまったようで、タイヤの内側がひどく磨耗している。技術力に乏しい同社では、正規ディーラーに点検・調整を依頼する予定である。

以上、「ファクトリーお猿」の提供でお送りしました。



9/17 十勝、富良野ドライブ  走行34500km

9/11-12と、東京時代の友人が十勝の別の友人の所に遊びに来るということで、お猿も十勝に行くことにした。ルートは、旭川、層雲峡、士幌、音更、帯広とした。特に層雲峡から帯広の間は、初めて走るので期待が高まる。あいにく曇りがちで途中雨が降ったりしたので、景色はあまり楽しめなかった。しかし、この間約一時間は、常に4000回転を超えるような超ハイスピードドライブ。日本というよりは、ヨーロッパみたいで楽しい。途中対向車は少なく、遅い車はいつでも抜かせるし、原野のなか数キロの直線が続いたり、是非秋晴れのなかを走ってみたいものである。帯広で友人と会い寿司を食し、六花亭で2つケーキを頬張る。宿は音更。翌日は、農林水産省で働く友人に、山手線内側の1/3の面積はあるという職場の農園を案内してもらい、新得でそば粉を買い、富良野へ。富良野はその友人の実家で、そこでそばを打ってもらいこれをを食す(うま〜い)、帰りは、日が暮れたあと、すっかり交通量の少なくなった三笠を経る定番ルートをばんばん飛ばす。富良野からは、オール一般道で、2時間を切るハイスピードドライビングでファクトリーお猿に到着。最近ますます走行距離が増えるお猿145でした。なお、9/15には、積丹、ニセコパノラマライン、支笏湖とドライブしてきました。なお、リゾネーターを外してから、さらに燃費が良くなったように感じます。満タンから走り初めて、メーター上で燃料が半分になるまでに350kmも走ってしまいます。でもやはり、145は飛ばした方が燃費がよいみたいです。 



145最近の燃費 走行34500km

あいかわらず「お猿」145の燃費は良好である。
6/13〜9/18の燃費は、走行距離9473kmに対し消費燃料73.81Lで、12.834km/Lをマーク。
前回報告分(3月末の北海道上陸から、6/13までの燃費)も12.78km/lで、いずれも良好である。
なお、リゾネーター取り外し後は、走行1058kmに対し、消費燃料が77.7Lで13.62km/Lである。
今後さらに燃費がよくなる可能性があるデータであり、期待できる。なお、ロアアームバーが、今もなお、オイルパンと干渉し発進時に異音がする。気になるので、アレーゼBUBUにて、長いボルトを調達してもらい、さらにスペーサーを挟み対策をしてもらう予定である。また、ベルト類交換のため、今週末にアレーゼBUBUに預けます。 



9/24 「お猿」145ベルト類交換に出す  走行35200km

とうとうアレーゼBUBUにベルト交換に出した。交換するのは、タイミングベルト、バランスベルト、補機類駆動用ベルト、ウオーターポンプ、である。また、ハイスピードで段差を乗り越えた際に、リム変形した左フロントホイールの修復、さらには、依然としてオイルパンと干渉して、異音をたてているロアバーの調整(さらにワッシャーをかませる。なお、より長いボルトが新規に必要になる)を依頼した。総額で15万円くらいの出費であろう。貧乏な「お猿」には、痛い出費であるが、10月分に給料に追加される「寒冷地特別手当」に期待することにしましょう。なお、「お猿」145は、1週間程度の入院になるとのことで、代車として旧型インテグラ(MichelJ Foxが宣伝していた、びっくり横長ヘッドライトやつ)の4ドアのノーマル1600ccのATである。インテグラに、高い座面でアップライトな145から乗り換えると、ホンダ車は「ぺたーん」地面に寝そべるようなドライビングポジションである。この姿勢は、過去に腰を悪くした「お猿」にはきつい。「お猿」にとって久々のオートマは、微妙なアクセルワークの期待に沿わないし、良く回るが静かすぎるエンジンも退屈である。去勢されたクルマじゃ全く飛ばす気がしない。いっぽう145は、エンジン内部の爆発音を、甲高いエンジン音として周囲にまき散らしながら走る。非常に刺激的なエンジンだ。しかし、インテグラもちょっと楽しめるところがある。ここは北海道、ちょっと郊外にでると交通の流れが高速道路並みになる。高速域では、インテグラはハンドルを切るとロールする暇もなくカクンと曲がっていく。さすがホンダ車、これはややゆったりとした大きめのロールを特徴とするアルファにはない挙動である。この点はまた別の楽しさがあるなあ、と感じた。ということで、これからの1週間は、代車のインテグラといっしょです。

(お猿緊急ニュース)クーペフィアットの「お猿弟」は、出張先のフィリピンで急性虫垂炎となり、現地で入院したと言うニュースが入ってきてます。 


新品同様だった   走行35500km

145がTベルト、Vベルト、補機類駆動用ベルト、テンショナー、ウオーターポンプ、ベアリングの交換から、帰ってきた。

97年式、フェーズ2のである「お猿」145の、35000km走行後のベルトを観察してみると、どのベルトも亀裂やゆがみはなく、カバーで覆われているTベルトなんて、新品同様だった。
よく「ツインスパークは、3万kmでベルト交換したほうがいい」といわれるが、見た限り5万kmは乗れそうである。実際九州のディーラーでは、5万km毎のベルト交換を推奨しているくらいであるから。つまり、日常、高速走行が主体で、短期間に鬼のように走りまくる「お猿」モードにひとは、もう少しベルト交換サイクルを延ばしてみても良いかも知れない。次回は、85000km時にベルトを交換してみる予定です。
 
 

思ったより安く済みましたが、なにが起こるか分からない、イタリア車でした。また、段差に乗り上げ歪んだホイールの小修理も行いました。

下に、明細を示します。
タイミングベルト5000(40800)
ウオーターポンプ13200(3600)
バランスベルト16700
補機類のベルト9840、
ベアリング7800、
テンショナー14800、
ホイール修理24000、
タイヤ組み替えバランス3000、
マウント修理10000でした。
()は、工賃、
()無記は、工賃なし

P.S.1 貧乏な「お猿」には苦しい出費でした。

P.S.2 この、ネジ山が壊れたことや、マウントが逝かれたのは、中古ホイールを試適した際、某「二度と行くもんかー」のタイヤ店でオイルパンにジャッキを架けられたことが、起因しているような気がしてならない。みなさんもジャッキアップには、ご用心!ジャッキアップの注意点は、つとめて店員にも教えましょう!

P.S.3 三本のベルト類は、お猿の巣のインテリアになりました。 



近況ヘッドラインニュース  走行37000km(走りすぎ)

1)北海道のアルファクラブのひとに会う

先日、アレーゼBUBUにベルト交換の終わった145を受け取りに行ったとき、札幌のアルファクラブの人に会いました。今後、こちら(北海道)にアルフィスタとともに、北の大地を爆走することになります。

2)函館に行ったぞ!

先日、函館に行って来ました。行きは、朝札幌出発の、昼函館着なので、太平洋がわ(長万部経由)は混雑(60km/hくらいでダラダラと連なって走らなくてはならない)します。ということで、日本海側(雷電、寿都、大成、江差経由)がお勧めです。荒波によって成された彫刻的な海岸線を、高速道路並みの速度で快適にドライブ出来ます。なにしろ、遠回りなので、時間はかかりますが。なお、函館市内の75に乗るアルフィスタ「滝川さん」の経営する「タッキーズカフェ」に寄りました。そこで、たまたまスパイダーに乗る札幌の「だいすけさん」にあう。また、函館の観光につきましては、北海道写真館こちらをご覧下さい。なお、帰りは、函館で遊びすぎて、出発が夜中0時になってしまいました。北海道の夜道はクルマが殆ど走っていないので、太平洋側(長万部、中山峠経由)を快適に走り、札幌へ走りました。が、途中、中山峠に夜中3時の到着と同時に、力つきて、2時間ほど寝込んでしまいました。

3)初雪!

札幌に初雪が降りました。なんでも、平年より11日早いとか。寒い、寒い。もうそろそろ、スタッドレスに履きかえ、雪道でヒットしやすいロアバーも外さなくては!!

4)トラブル発生

北海道の路面状況の悪い農道走っていたら、145のインパネ左側、窓ガラスへのヒーターの吹き出し口(丸形)が、外れて浮き上がってしまいました。信号待ちで助手席の彼女に、ぎゅっと押し込んでもらって修理完了!
その15に続く
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