ナンバーを外したお猿1号、14万km間近までお疲れさま!!
ということで、数年後のリニューアル整備まで1号は封印します。
先日、某雑誌を読んでいたら、新型のマセラティ・クワトロポルテはヨーロッパで大人気で、
バックオーダーが出ているらしい。
角界の著名人もそれに名を連ねているらしいが、アンドレア・ボチェッリもそのうちの
一人らしい。
だけど、彼は視力はほとんどないので、クワトロポルテのオーナーに
なったとしても、乗るのはパッセンジャーシートのはず。
一般的に考えると、
パッセンジャーとして乗るなら、
キャビンが狭くて、さらにシフトショックの大きいマニュアルベースの
カンピオコルサ(セレスピードのマセラティ版)よりも、
ZFやアイシンのトルコンオートマを
搭載した居住性重視の高級車のほうが良さそうなもんだが・・・
やっぱりイタリア人としての愛国心なのかなぁ?
それとも、クルマ好き?
もしかしたら「音」には拘るとか?音楽家(テノール歌手)ゆえに。
まぁ、低価格で故障知らずの日本車が溢れるこの
極東の島国で、わざわざアルファ145だとかムルティプラみたいなクルマにのってる
ヤツが「とやかく」言うのも変な話だが。
とてもゴーヂャスなクルマの話題のあとに貧乏くさい話しなんですが、
ムルティプラには、室内灯が3箇所も付いている。フロント中央と
リアに2箇所。室内の広さ対策なんだろうけどね。
んで、例によって、お猿は電装品を使用するのが大嫌いである。とくに
エンジン停止時(発電していない)はもってのほか。
当然のことながら、フロント室内灯は、常時OFFにしてあるのだが、
リア室内灯は、ドア解放時のOFFが出来ない仕組みになっているんだ・・・
しかも10wが2個も!!
アルファ145と比べて、エンジンが冷えているときの始動が悪いのも
そのせいなのかしらと・・・?
合計20wも非発電時に使うのかーと思うと、かなり精神的に悪い。
ということで、とりあえず右の球を抜いてみました。
まぁ、左右両方抜いてもいいのだけれど、リアに全く室内灯が無くなると、
いざというときは不便だし・・・
とにかく、ムルティプラは室内空間が広いので、
フロントの室内灯だけではリアシートは真っ暗になってしまいます。
気持ち、エンジンの掛かり具合も良くなったような気がします?
出来れば、自作スイッチを割り込ませたいところだけど・・・
あと、カーゴルームランプにもスイッチを付けたいですね。
とうとうこの日が来てしまいました。
8/29(日)早朝、某所
に宇宙船「ムルティプラ」が着陸。
早速ヒ○サンとともに、お猿1号の封印の為の作業を開始する。
後ろは畑、遠くには山!! この納屋が1号の秘密基地だ!
納屋の中にあるのがお猿1号(145)/手前はヒ○サンの145
久しぶりにエンジンをかけるが、短いクランキングで元気良く
火が入る。
毎度毎度長いクランキングが必要な「ムルティプラ」とはえらい違い。
やっぱりプレミアムブランドは違う(?)。
早速、早朝の田舎道をお猿1号で走ると、やっぱり気持ちいいね。
軽〜い吹け上がりと、乾いたエキゾーストノート。
ちょっと、デフ付近からの異音は気になったが、
純粋に運転が楽しいクルマだ。
数分運転して秘密基地に戻ってきた。
左からお猿1号(145)、ヒ○サン号(145)、お猿2号(ムルティプラ)
さてさて、お猿1号のナンバー外しとともに、1号に装着されていた
高電圧放電管ヘッドライトシステムをヒ○サン号に移植することに。
今回は、ドナーとレシピアントが同じ車種なので、
全てボルトオンが可能。取り付けステーもそのまま。
ヘッドライトユニット内に専用バルブを取り付けたり、電源を
取り出したりする加工も面倒なので、ヘッドライトユニットASSYごと
移植!!
雑談しながら1時間ちょっとで移植完了。
これなら糞ディーラでも作業可能か?
でも・・・それ以前にバッテリー繋ぎ間違えて、
クルマ焼いちゃうからダメか(笑)。
やっぱりダメ!
むむっ、ヘッドライトが緑〜青に光ってる。
あれっ、145ってこんなに小さかったっけ?
軽自動車みたい・・・とおもったら人間がデカイのです。
お猿号のナンバープレートを外したところ。
ナンバーの取り外しはあっという間。
早速、秘密基地の納屋に1号をしまいます。
今度はバックで入れます。
ぶつけないように、ぶつけないように用心しながらバックオーライ
無事、納屋に収納出来ました。駐車ブレーキは開放にし、ギアを1速に入れます。
バッテリー端子を外します。
シャッターを閉めます。
締めます。
涙(?)
お猿1号が封印されたあとには、ヒ○サン号と、宇宙船だけが取り残された。
今回のお猿1号の動態保存に協力頂いた関係者の方々には、
この場を持って感謝の意を表します。