牧草地の広がる道東方面を走ろう!!
8/12、東京から「お猿」弟が、北海道に遊びに来たので、3泊4日で道東方面にでかけた。先ず千歳空港で弟サルを拉致し、そのまま十勝の然別湖のキャンプ場に強制送還。途中、鹿追町の農場レストラン「大草原の小さな家」で十勝牛を食べる。高原にある然別湖は、十勝の避暑地ともいわれ、平地でも夜なら充分涼しい北海道、この標高の高い湖畔は、早朝摂氏7.5度まで冷え込む!(東京なら真冬並みだ!!)
脂ののった十勝広尾産のホッケを炭火で焼くの図。これがなまら旨いんだべや!
8/13、然別からは、十勝平野の緩やかな丘をアップダウンしながら、ただ一直線に進む道を3000rpm以上で走行。
途中、上士幌町では、熱気球大会が行われていた。写真原版には、
空に気球が写っているのだが、パソコンのモニタ上では、解像度の関係で
ちょっと見えない!!
足寄から、陸別、津別、美幌と、イタリア人のような運転ペースだ!とにかく止まらない!なにしろ何十分も牛乳パックの図柄のような景色が延々続くのだから、何km/hだしても遅く感じる!!この日は、知床半島の付け根、ウトロのキャンプ場にテントを立てる。その後、マイカー規制されている「カムイワッカの湯の滝」へ専用バスで向かい。温泉100%の沢を登ること15分、滝壷の湯船に浸かる!!「知床最高!」。
滝壷までの途中、沢のぼりは結構ハード
8/14、知床峠を快調に飛ばし、羅臼、標津と海沿いを走り、海に突き出した砂嘴である野付半島へ良く。ここの先端は、トドワラといい、トドマツ林が、徐々に波に侵食され、その塩害で朽ちていく様を見ることが出来る。野付からは、別海町まで、これまた海岸線を飛ばせるんだなぁ!別海町から標茶までの原野の中のアップダウン、こちらも5速以外を使用しないハイスピードコース。この日は、釧路湿原の達古武湖畔でキャンプ。ここは、北海道にしては珍しく、蚊などの虫が気になる野営場である。湿原だから仕方ないか。達古武湖で初カヌーを楽しむ。「お猿」な兄弟は、操縦するものは何でも好き!なので、すぐにコツをつかんで、なまら水面を飛ばしたぞ。なお、酒の買い出しには、最寄りのコンビニまで「お猿ペース」で激走しても20分かかる=遠いなぁ。
キャンプ場の隣の達古武湖でカヌーをたしなむ
8/15、釧路湿原を散策。先ずは展望台から眺める。山手線内側の約半分の面積といわれる、日本最大の湿原も、人間の営みが全く無いため見通しが良く、緑が一面「のっぺり」と覆ったこの土地は、思ったより小さく感じる。しかし、その印象も、JR釧網本線のトロッコ列車「ノロッコ」号に乗ると一変する。名前通りノロノロと、ViewPointを巡るこの列車、乗客は湿原と同じ目線で、蛇行する釧路川を間近に見ることが出来るのだから、これは感激モノだ。「釧路湿原駅-塘路」間往復440円は安い!!その後釧路市内を見学のち、白糠を経由し、十勝の本別までの先行車の全く居ない超ハイスピードなワインディングを飛ばす。+00km/h巡航が当たり前(全員そのくらいのペースで流している)である素晴らしき十勝平野から、大雨の狩勝峠を越え、富良野経由で札幌に無事帰還!