お猿2号ムルティプラの下回り紹介 その2

2004年夏、お猿家に導入されたムルティプラを
FAJのカタログより詳しく紹介をしていきます。



さて、見た目によらずクイックなハンドリングをもたらす
サスペンションを見てみよう。

一般的には、スタビライザ(2)をロアアームに結合するのが普通だが、
ムルティプラでは、(1)のリンクを介してショックアブソーバーに
ジョイントされている。

FIAT AUTOによると、従来型と比べて
スタビライザー効果のレスポンスが向上するとのこと。
それにより、ドライバーにとって、退屈しないハンドリング性能をもたらすとしている。

ということで、アルファ145等のショックアブソーバーを流用することはできません!



疑惑のIN側ドライブシャフトブーツ。

フィアット系の小型車にみられる特有のもの。

ブーツ自体はミッションケースに結合されていて、回転しない。
ドライブシャフトだけが回転する。

んで、ブーツとドライブシャフトの間にシールが入っているんだが、
ココのオイル漏れが多いらしい(パンダ乗りの間では有名!!)。

ムルオーナーも、エンジンオイルの交換時に、必ずココをチェックしたほうがいいかも・・・
 

ところで、ショックアブソーバーの所をみると、余計なネジ穴が。
これは、先のスタビリンクを繋げる穴だ。
当然、左右共通部品だべさ。



ムルティプラにアルファ145のアルミを履かせてみよう


オフセット値が随分異なる(ムル31.5mm/アルファ145 49.5mm)
のを承知でやってみた。

デザイン的には、マッチしてると思うんだが・・・

因みに、ハブ径は同一なのだが・・・
 
 


左が、純正ホイール+185/65-15夏タイヤ/右がアルファ145ホイール+195/55-15冬タイヤ

アルファ145のホイールを装着すると、かなり奥まってしまうのが分かる。
これぢゃぁ〜格好悪い!!

しかも・・・

タイヤハウスの内側にタイヤが干渉してしまうんだ。
超ワイドトレッドスペーサー等をかませれば、装着可能なんだろうけど、
安全性を考えると、ハブセントリックを得られない方法は禁忌ですから・・・
結局は無理!!

ということで、他車種のホイールの流用を検討中!
近日中に公開します。
 


左ムル鉄ホイール用ボルト、右アルファ145アルミホイール用ボルト
 

下回りその2へ続く
 

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