お猿2号ムルティプラの下回り紹介 その1

2004年夏、お猿家に導入されたムルティプラを
FAJのカタログより詳しく紹介をしていきます。



さぁ、念願のムルティプラを買ったぞ。
お猿2号は中古車だから、納車早々・早速オイル交換じゃ。
 

まずはジャッキアップポイントを確認しておこう。
純正のフロアジャッキを所定の位置に掛けます。

んで、そのすぐ奥に
写真の通り、お皿があります。

ここに「ウマ」を掛けます。
 
Egオイル・MTオイル交換等の軽整備なら
片側リフトアップでも可能だが、
両側挙げた方が安定する。


因みに、リアのジャッキポイントはこちら。



さぁ、見えたぞオイルパン。
アルファ145等のツインスパークエンジンは冷却フィン付きの鋳物製(高価そう)
のとは違って、国産車によく見られる一般的なプレスタイプ。
確実のコストダウンだな。(フィアットは大衆ブランドだから)

145でよくある、「オイルパンをぶつけたら、
割れてしまった」というトラブルは起きにくいだろう。
 

んで、問題のドレンプラグは矢印のところ。

ムルティプラのエンジンオイルパン
一見、ヘリサート加工されたように見える人騒がせなやつ。

なんと、一般的によく見られる「ワッシャータイプのパッキン」は無し。
テーパー加工されたヘキサゴンネジ(12mm)だけ。

液体シーラー(パッキン)の塗布が必要とはびっくり。
ミッションオイルのフィラー・ドレンプラグと同様の方式だ。


次はミッションオイルを交換するぞ。


ミッションはアルファ145でおなじみの方式
ミッションオイルのフィラー(12mmHEX):F、
ドレンプラグ(10mmHEX):D
ドレンプラグはこの他にもう一カ所、デフ側
(12mmHEX)にもある。

実はデフ側ドレンのほうが低い位置にあるので、そちらを
利用したほうが「抜け」が良い。

念のため、液体シールを塗布して閉じる。

ちなみに、お猿指定オイルは、145でお馴染みの
Tetulaの80w-90フィアット純正
ミッションオイル・・・880円/Lと激安!



おまけ画像

がらーんと空いた、床下スペース。
本国では天然ガス仕様車のタンクが装着されるのだろうが。

苫小牧東地区の空き地だらけの工業団地のようだ。

しかし・・・この写真を見る限り。
トラックに見える。

*矢印が前方



 


左リアタイヤ直前あたりから覗くと、
マフラーの太鼓が見えます。
そしてまだ新しいのに錆びている(笑)。

イタリアを感じますね。



 
 
 

下回りその2へ続く
 

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